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引き際を考える

人生にはいつも迷う瞬間がある。
それは止め時。そして、何事も引き際が肝心。


パチンコで負けているときもムキになって追加投資をしてはいけない。
勝っているからといっていつまでも続けてはいけない。
止め時を誤ったものは必ずこう言うのだ


あぁ、あの時止めていれば・・・・。




引き際を間違えると


フラれたのにいつまでも逆転を夢みて付きまとうストーカーになってしまう。


逆に男には引くに引けないときもある。
引き下がる訳にはいかない勝負のとき。
負けると分っている勝負にも全力で挑むのが本当の男なのだ。


一度フラれたぐらいで簡単に諦めてはいけないのだ!




そして私は今、止め時を狙っている。
っていうか、




もう、托鉢やめたい・・・



しかし、


やめるタイミングが分らない・・・



慣れないことはするもんじゃないです。おもむろに歩き出してそのまま帰ればいいだけのことなのに、誰かが見てるかも?とか考えたりしてなかなか一歩が踏み出せないでいた。


   もし誰かがつけてきたら?
   もしかしたら、隠しカメラとかで撮られてるかも?

ちょっと人が集まったからってスグに有名人気取りの私。相変わらずの次男マインドだ。

そんなことをぼーっと考えながらその場から動けずにいた。

本当は、4時ぐらいで終わろうと思ってたのに、気が付けば6時。6時といってもこの時期はもう真っ暗。誰もいなくなった公園で一人たたずむ私。周りに人の気配がしないことを確認した私は、


見えないギャラリーにペコリと頭を下げて逃げるようにその場を去った。




男は引き際が肝心。
引き際を華麗に紳士的にキメるのが本物の男というものだ。
by goope | 2004-11-12 23:29 | お坊さん日記
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